浅野です。
このクラスでは、今学期にはしつこいくらい書くことを繰り返してきました。いわばその集大成として、学期に一度みなさまに配布している『山びこ通信』(このホームページからダウンロードすることもできます)に原稿を書いてもらおうと企画しました。
テーマを厳密には設定せず、山の学校について自由に書いてもらおうと思っています。いつものようにまずは意見交換をしました。これまでに山の学校でどのようなことをしてきたのか、これから山の学校に来る後輩へのアドバイス、保護者の方々へ向けたコメント、学校と塾と山の学校の位置付けにまで話は及びました。当事者からの意見が聞けただけでも貴重な体験になりました。
次回でそれをまとめて、うまくみなさまにお届けできるようにがんばりたいです。
福西です。浅野先生、こんにちは。
>次回でそれをまとめて、うまくみなさまにお届けできるようにがんばりたいです。
昨日、Ku君の書いてくれたその作文を拝読しました。Ku君との思い出をたどり嬉しい反面、こちらも多々反省することがあったりして、大変貴重な刺激になりました。宝物です。山の学校のことを(本質に触れ)議論しながら書く、ということを「授業」でしたのは、おそらく山の学校が始まって以来で、浅野先生がはじめてだと思います。本当にありがとうございます。
Ku君が自信を持ってこれまでやって来てくれたことに、こちらも「よし、がんばろう」という思いを新たにしました。Wohlan! Noch einmal!
私も原稿を読ませてもらいました。力強い筆致で自分の意見を堂々と述べていますね。いきなり文章を書くのではなく、先生と対話をし、テーマを絞った上で書くので、本人も浅野先生に聞いてもらう気持ちでかけたのではないかと思います。よく、作家は自分だけの理想的読者を持つ、といいますが、Ku君はこのクラスでその疑似体験をされたことになると思います。
福西先生、山下先生、コメントありがとうございます。
>山の学校のことを(本質に触れ)議論しながら書く、ということを「授業」でしたのは、おそらく山の学校が始まって以来で…
実は、Ku君にこのことを頼んでみる前にはけっこう不安がありました。断られるかもしれませんし、承諾してくれても何を書いてよいかわからなくなるおそれがありましたから。それがふたを開けてみるとこちらの想像以上によく考えてくれていて、喜ばしいと同時に、わが身を引き締めないとと強く感じました。
>いきなり文章を書くのではなく、先生と対話をし…
その場で目の前にいたのは私だけですが、その先に自分の後輩や保護者の方々を読者に想定して書いてくれて、非常に実感のこもったものとなりました。厳しくもあり、また優しくもある彼の助言スタイルには見習うべきものがたくさんあります。