浅野です。
少し前のことになりますが、前々回の報告です。
今回からはいよいよ今学期の最大の取り組みである絵本作りが始まりました。
当初は一人で一つ作ろうかと思っていましたが、まずはグループで作ってみようということになりました。ストーリーなどを相談しつつ考えるところからスタートです。
Aグループは先に話のオチを考えてくれたようです。その案が固まると、そのオチへ向けて一場面ごとに、文を書く人と絵を書く人に分かれて作業を進めてくれました。何もないところから(といっても今までに読んだ本などを参考にしているのでしょうが)、すらすらと場面を作り上げていく姿は見事です。
Bグループは先に図や、登場人物の絵を考えたようです。その様子を見ていておもしろいなと感じたのは、最初に主人公の名前を決めてから絵を描いた後で、この絵なら最初の名前ではなく別の名前だと言って名前を変えてしまったことです。「ことば」への感受性が豊かですね。
楽しそうな、しかし、そのじつたいへん困難を伴う挑戦が始まりました。本当の楽しみは困難と表裏いったいです(スポーツしかり)。名前の変更のエピソードから、子どもたちの真剣さを感じ取ることができます。さて、どのような絵本ができあがるのでしょうか。今から楽しみです。