高木です。
今日朗読したのは、金子みすずの「空と海」でした。
春の空はひかる、
絹のよにひかる、
なんでなんでひかる。
なかのお星が
透(す)くからよ。
春の海はひかる、
貝のよにひかる、
なんでなんでひかる。
なかに真珠が
あるからよ。
このクラスも今日で最後です。
いつもは座って朗読しているのですが、最後ということもあってか、今日はR君は教室のホワイトボードの前まで行って、姿勢をただして朗読してくれました。とても丁寧で、心に残る朗読でした。
R君より先に朗読していたY君も、「ぼくも前でもう一回読みたい!」と言って、やはりホワイトボードの前まで行って、心を込めて朗読してくれました。
大切な宝物をもらったような気がしました。
いつもは座って朗読しているのですが、最後ということもあってか、今日はR君は教室のホワイトボードの前まで行って、姿勢をただして朗読してくれました。とても丁寧で、心に残る朗読でした。
R君より先に朗読していたY君も、「ぼくも前でもう一回読みたい!」と言って、やはりホワイトボードの前まで行って、心を込めて朗読してくれました。
大切な宝物をもらったような気がしました。
先週から作っているタイムカプセルも、今日で完成しました。
私が持参した容れ物に、それぞれ将来の自分への手紙や、自作の詩などを入れて、封をしました。
土に埋めると、紛失したり、湿度の変化で紙が傷んだり、文字が消えたりしてしまうおそれがあるので、お預かりして、私の家の押入れの奥に埋めることにしました。
20年後に掘り起こします。
「先生おぼえといてや〜」とR君。
「おねがいしますよ」とY君。
大丈夫です。
忘れるわけがありません。
感動的なフィナーレでしたね。いや、フィナーレではなく、未来の再会に向けてのプロローグだったのかもしれません。ブログに書き綴ってくださった数々のエントリーも、山の学校のアーカイブにしっかり20年間保管することにいたしましょう。