高木です。
今日もドリルとパズルに取り組んで、パズルでは間違い探しと迷路をしました。
ドリルでは、途中で、Rちゃんが、苦手意識を持っている三桁と二桁の割り算の問題群に出くわしました。しかも、余りもでます。
最初、「もー、これいややー」とRちゃんは言っていました。そこをとばして楽なところからしたいとも言っていました。けれど、どうせやるのだし、むしろ、ゆっくりひとつひとつ落ち着いて取り組めば絶対に解けるし、大丈夫だと説得しました。パズルと同じです。すると、Rちゃんは、腹を決めて、解き始めてくれました。
M君が自主的に家でもドリルをやってきてくれていたので、しばらくM君のドリルの丸付けをしていたのですが、終わってからRちゃんのドリルを見せてもらうと、きちんとほとんどの問題を解いてくれていました。おそらくRちゃんは、苦手意識を持っているだけで、その問題を解くだけの実力は、十分に備えているのです。私が褒めると、とても自然な笑顔を見せてくれました。
Rちゃんは大きな自信を得たことでしょう。また、M君をはじめ、ほかの子どもたちもこのことを「よかった」と喜ぶとともに、自分も(壁にぶつかっても乗り越えられる)自信を得たと思います。狭い部屋でテーブルを囲んでいるからこそ、です。クラスの子どもたちは「兄弟姉妹」のようです。
互いが互いから学ぶというのは、子どもに個室が与えられなかった時代の家族もそうだったと思います。