ことば4・5年(木曜日)

福西です。このクラスが始まってから2週間が経つので、経過をご報告します。

初回は、俳句の紙を持って園庭の桜を見に出かけました。その後、自然と「かさこそ森で俳句を作りたい」という流れになりました。うぐいすがよく鳴いていました。その声を追いかけるように、かさこそ森への道をたどっていきました。

うぐいすは ホケキョとないて きれいだね Aちゃん
かさこそ森 虫がいっぱい いるんだよ Aちゃん

はっぱはね ふしぎな音が するんだね Maちゃん
はっぱはね いろんなあなが あいている Maちゃん

春の声 虫が目をさめ 春がきた Hi君
春の夕日は なんだかちがう 秋の夕日と Hi君

かさこそ森 かさこそかさこそ たんけんだ Eちゃん
大しぜん 何がまってるかは わからない Eちゃん

作ってくれた俳句には、コメントをつけてお返しします。

その日は、かさこそ森の空き地で「推理クイズ」をして帰りました。

2回目は、「みつばちの失踪・大量死」の話をしました(内容は2年生のことばの記事をご覧下さい)。この日は残念ながらEちゃんが風邪でお休みでした。

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(原因不明の全滅)

今回は室内で会話が中心でしたが、生徒との距離がむしろ身近に感じられました。原因不明の出来事について、不思議に思う所や食いつき方が三者三様で面白かったです。Aちゃんも自分の知っていることを色々と積極的に話してくれました。その都度Maちゃんが合いの手で驚いていました。またHi君も、『ダーウィンが来た』で見た、ハチクマ(スズメバチの天敵)のことを教えてくれました。(私もその番組を見たのですが、スズメバチがみつばちに対して無敵を誇るのとまったく同じように、ハチクマがスズメバチを襲っている点がすごかったです)

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(ハチクマ)

今回は、私がいま、自然と人間の営みについて疑問に思って調べていることを生徒たちの前で披露したわけですが、お次はみんなの番というわけで、生徒たちにも日ごろ思っていることを作文にまとめてもらうように促しました。その日はまださっそくなので、題名だけを考えもらいました。次回から本格的に書き始めます。

題材は、できれば連続性を持ちたいので「自然」のことが望ましいですが、もし思いつかなければ自分の興味に即したものでかまいません。また形式は、テレビで見たことを思い出しながらでも、家で調べたことを書いてきてくれるのでもいいです。お話が好きな生徒は、物語を創作してもいいです。それぞれの形式に感じる難しさは人によって違うので、自分の得意な形を見つけて書いてもらうのでいいです。書き進めていくうちに欲が出てくるのを期待しています。

推理クイズはできなかったのですが、作文と平行して、次回はとっておきのものを用意しておきます。