4/10 ことば3〜5年生

高木です。

このクラスは、昨年は亮馬先生のクラスで作文(創作)をされていたRちゃん(新五年)、Jちゃん(新三年)、Kちゃん(新三年)、Aちゃん(新五年)と、私のことば2年生のクラスに来られていたY君(新三年)を合わせた、計五名のクラスです。

初回なので、自己紹介をしてもらいました。
驚いたのは、みんなにはきちんと、自分の好きな本や物語があるということです。
Rちゃんは、妖精が出てきたり不思議なことが起るようなファンタジーが好きなのだそうです。昨年、亮馬先生がブログでかかれていたRちゃんの創った物語のことを思い出しました。
Jちゃんは、『世界の歴史』という本が好きなのだそうで、歴史上の人物についてとても詳しいです。ジャンヌ・ダルクやナイチンゲール、ベートーヴェンなどなど、彼らが何歳まで生きて、そしてどのようにして生涯を終えたのか、語って披露してくれました。
Y君の好きな本は、『ズッコケ三人組』シリーズなのだそうです。ハチベエ、ハカセ、モーちゃんが繰り広げる楽しい物語は、私も小学生の頃に読んだことがあります。好きな本はいっぱいある、と言って、Y君はほかにもたくさんの本の名前を挙げてくれました。
Aちゃんの好きな本は、いろいろな「図鑑」なのだそうです。なかでも世界の国々を紹介する図鑑が好きで、実際にハワイやフランスにも行ったことがあるのだそうです。
Kちゃんは、「自分でも書いてみたい本が好き」とおっしゃっていました。”好きな本は書きたくなるような本”という彼女の言葉は、完全に書き手の側の発想からくるものだと感心しました。

自己紹介のあとは、さっそく作文(創作)にとりかかりました。みんな思い思いのテーマをすでに持っていて、とても集中して書いておられました。カリカリという鉛筆の音だけがする教室で、残り時間の少なさがうらめしく思われました。