福西です。秋学期の最終回では、「数の場合分け」について考察しました。
「21を3つの数(自然数)に分ける」という条件で、どんな組み合わせがあるかを探しました。扱う数は21と小さく、その間での足し算、引き算を考えるわけですが、問題はそれよりも深く、「どのようにしたら異なるパターンを見つけられるか」、また、「これは前に考えたものと同じか、そうでないか」を認識する必要があります。この類の問題は、1年生から5年生のどの学年でも、それぞれに応じた手ごたえが見つかります。
何個見つかるかをその都度予想してもらい、その予想を次々と更新するところに面白さがありました。結局この日だけで32パターンみつかりました。すごいです。
このように、21を3つに分けることを考えてもらったあと、残りの時間では21を作るゲーム、「ブラックジャック」をして盛り上がりました。