1219 何でも勉強相談会(第23回)

浅野です。

今回も先回と同じく4名の参加者がありました。一人ずつ様子を紹介します。

中1のAさんはこの相談会恒例となった学校指定の数学問題集です。線対称・点対称から作図までの平面図形でした。前回の定期試験の結果も踏まえて、ただ表面をなぞるだけでなく、次に同じ問題が出てきたら一から解けるように意識しました。区切りのいいところまで進んだらもう終了時刻になっていたほど集中して取り組みました。

中3のBさんは高校入試で必要な作文についての相談をしました。今回は実際に書いてみた作文を持参していました。それを見ると、構成や形式面はばっちりでしたが、内容に関してもう一歩踏み込みが足りないという印象を受けました。踏み込みが足りないとはどういうことかというと、Bさん特有の事柄やその学校でなければならない点が足りないということです。

中3のCさんは受験する高校の過去問を時間制限付きでやり込んでいます。ちょうど理科の答え合わせを一緒にする時間があったので、そのときに気付いたことを記しておきます。答案を分析してどちらかというと一分野が不得手だと自覚するところまでできていたので、それなら間違ったところをきっかけにしてその周辺も含めて理解するように促しました。例えばヘルツ(Hz)という答えを書けなかったのであれば、音の要素には高低と大小の二種類があって、それぞれ単位はヘルツとデシベルであり、波形では周期と振幅に対応するということを整理しておくとよいです。

高卒生のDさんは基本を理解しているのは前提としてよいので、試験問題を一人で最初から解いて結果を出すということが課題です。数学では問題パターン別に予め方針を立てておくことで、過去問でも解き切れる問題が増えてきたそうです。これで完成なので、そこまでいける分野を残りの一月ちょっとで増やすことです。