福西です。
ことば1年Aクラスの話題です。Iちゃんが、ここ2週連続で一句ずつ、俳句を作ってくれています。先週は、次の作品でした。
あさがおは いつになったら さくのかな
この「いつ」という言葉に込められている期待が何とも言えない、素直でとてもいい俳句だと思いました。すると、次の週も早速作ってきてくれました。
うさぎはね ながいみみで なにをきく
これも前作に負けない力作です。「なにを」といった一言で想像が広がって、何度も味わえる余韻があります。1年生で「なにをきく」という表現ができることに驚きました。またぜひ作ってください。他の人の俳句ももちろん待っています!
>「いつ」
>「なに」
Ryoma 先生のコメントにあるように、これらの疑問の言葉を使うことで、想像の翼をいっぱい広げている様子が感じられます。幼稚園児の場合、「なぜ」という言葉を使う傾向があります。「うさぎさん どうしておみみが ながいのか」といった具合に。
「なぜ」に比べ、「いつ」とか「なに」のほうが、関心がより具体的ですね。このあたりの年齢の一年、一年の成長はめざましいものがあります。