高木です。
冒頭の絵本の時間では、『ふかい森の ふたりは なかよし』を読みました。
短いお話がいくつか詰まった本で、今日はそこから三話選びました。
Rちゃんが「最後のお話、私が読みたい!」と言ってくれたので、
三つ目のお話はRちゃんに読んでもらうことにしました。
するとKちゃんも、「あたしは、さいごから二ばん目!」と言ってくれました。
二人とも、とても心のこもった、良い朗読で、
クラスの雰囲気がひとつになっているという感覚がありました。
Jちゃんはいま、とても熱心に、
『からくりじょうと7人のゆうしゃ』という物語を書いてくれています。
これまでJちゃんの物語は会話文中心でしたが、
今回は原稿用紙が文字でぎっしりと詰まり、人物や状況の描写があります。
この一週間、「書きたくてウズウズしてた」(Jちゃん)のだそうで、
そうした意欲をもって、この本格的な物語文に向かっている彼女のことを、
最大限に応援し見守りたいと思います。
Aちゃんは今日、ミステリー小説を完成させることができました!
原稿用紙で作った本がぎっしり文字で埋まり、
「先生、新しい本つくって!」とAちゃん。
夏休みにその第二部を書くのだそうです。
Aちゃん曰く、この物語は三部構成なのだそうで、実はまだまだ続編があります。
これからどんな物語に展開していくのか、非常に楽しみです。
目を細めて見ていたいクラスですね。何が生まれたかという成果物に対する興味より、今の時代、このような取り組みがありえるのだ、という点に驚きがあります。