9/29 ことば5年生A

高木です。

毎回朗読してきている『ガリバー旅行記』ですが、
今日は、小人(リリパット)の国で捕えられたガリバーが、
小人たちのたいへんな労力によって、
体を縛られたまま移動させられるシーンを読みました。
小人たちにとってはガリバーは巨人ですから、移動させるのは大変です。
朗読しながらも、みんなとても面白がっていました。
Y君が「今日、次の章も読みたい!」と言ってくれましたが、
読むのは毎回一章ずつ、というルールを作っているので、
読みたいという気持ちは、次に繋げてもらうことにしました。

自分の読んだ箇所を筆写する取り組みでは、
K君が、ひらがなの箇所を漢字に直しながら筆写してくれています。
熟字訓の取り組みのときもそうですが、
彼は漢字に非常に力を注いでくれるので、
その点も評価していきたいと思います。
M君やY君は、とてもしっかりした字で筆写を進めてくれています。
Y君は、「見て! すごいきれいやろ?」と、
ときどき私に原稿用紙を見せてくれます。
自分でも、自分の書く字に満足しているのでしょう。
確かにとても丁寧に筆写に取り組んでくれていて、字もきれいなので、
そのように褒めると、また筆写に励んでくれます。
クラス全体に、筆写に真剣に取り組む流れができているように思います。

先週は熟字訓で、陰暦の読みや意味について学んだので、
今週は「ひみつ道具」作りに取り組みました。
M君とY君はそれぞれ、前回から持ち越しの作品があったので、
まずはそれを仕上げてもらいました。
K君は「ロボット型けいたい」という作品を、家で作ってきてくれていました。
ロボットのように変形して、足のローラーで自在に動き回る、携帯電話です。
手回しハンドルで充電して、会話相手が3D映像で投影される、優れものです。
K君曰く、お父様のお仕事から発想したのだそうで、
家庭での日頃の温かいやりとりが目に見えるようでした。