0725 何でも勉強相談会(第19回)

浅野です。

この日は計3名の参加者がありました。

一人目のAさんは数学の難しい問題の質問を一通りして解決した後に、英単語をどのように覚えればよいかという相談を持ちかけました。中1の段階では手を動かして書いたり口を動かして発音したりしてそのまま覚えるという作業がどうしても必要です。ただそれだけでは大変なので、何らかの法則を見つけることをおすすめします。例えば月の名前だと9月以降はすべて”ber”がつきますし、その前の月には歴史的人物の名前にちなんでいる月もあります。英語は綴りと発音とが一致しづらい言語ではありますが、それでも注意深く眺めているといくつかの法則に気がついたりします。

二人目のBさんも英語がメインでした。学校で配られたプリントをそのまま覚えると場所で覚えてしまうので単語ごとに切り離して単語カードのようにして覚えていました。自分なりに創意工夫をしながら勉強することはとても大切です。単語カードを作っているときに覚えてしまったということもよくあります。英語の綴りは難しいですが、「イー」や「エ」と発音する”ea”というつながりはよく見かけても”ae”というつながりは中学レベルの単語ではまず見かけません。こうしたことに着目しました。

三人目のCさんは数学3Cが大変だという相談でした。3Cの範囲そのものというよりは三角関数や指数・対数関数が今ひとつ理解できていないというところまで問題点を明確にしていました。ということでいっしょに確認すると、三角関数ではtanθを見るとsinθ/cosθだと考える、対数の定義はa^x=bのときのx=logabという定義からいくつかのよく使う公式が導かれることを確認しました。そして数列の極限では基本は直感的に考えるのだけれども、∞-∞や∞/∞の不定形ではくくり出しや有理化のようなテクニックを使えばうまくいくこともあることを練習しました。

今回もなかなか密な応対ができたと思います。それはあや先生と二人で担当だったからです。上の報告ではあや先生が応対されていた部分も私が把握していた範囲で書かせていただきました。