前回と今回とで、ようやく姦劫弑臣篇をほぼ読み終えました。 この篇では、『韓非子』の主張する「信賞必罰」についても詳しく説かれていました。この主張は、朱子学が全盛の江戸時代の日本においても好まれたらしく、多くの優れた注釈が著されました。『集釈』には、太田全斎、荻生徂徠らの業績がしばしば引用されています。 次回からは、『老子』の解釈である解老篇を、年内で読めるところまで読んでいく予定です。 書くことが思いつかないまま一週間が経過してしまったので、今回は2週分ということでお許しください。 木村
漢文入門(2013/11/18、25)
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