岸本です。
今日は、俳句カルタ作りと絵本の朗読に取り組みました。
俳句カルタは、4月からの積み重ねの結果、もう少しで完成しそうです。
ということで、残りは13句です。
しかし、残りが少なくなったからと言って、そう簡単に仕上がらないのが、カルタ作りの難しいところです。
というのも、俳句が出来上がるごとに、最初に使える文字が制限されていくからです。
そのせいもあってか、最近は俳句作りがなかなか進まなかったように見えました。
そこで、今回は「ヒント」として、残っている文字から始まる語をいくつかプリントで示しながら、俳句を詠んでいきました。
たとえば、「れ」のカルタの場合は「レモン」や「列車」などです。
もちろん、紹介した語以外でも、独自の俳句を作ってくれました。
そのうちのいくつかを紹介します。
「ろ天風ろ ゆかげんOK でもあつい」
最初の「露天風呂」は、プリントで紹介したものですが、それに自分の体験を交えて面白い句を作ってくれました。
子供さんの解説によると、キャンプで露天風呂につかった時の句だそうです。
キャンプの時期の露天風呂は、たとえ湯加減が良くても、暑く感じてしまうのでしょうか。
冬の露天風呂に入った時の感想も、尋ねてみたいところです。
「レモンティー さむい日にのむ あたたかい」
こちらは逆に冬を想定した一句です。
紹介した「レモン」から「レモンティー」へと言葉を発展させています。
当初は「さむいとき」としていて、リズム良く言いたいことが伝わらないと悩んでいたのですが、いろいろと相談しながら、最終的に「さむい日」に変更して、俳句を仕上げてくれました。
体も心も暖まりそうなかわいらしい一句だと思います。
今日の絵本の朗読は、かの有名なぐりとぐらシリーズの、「ぐりとぐらのかいすいよく」です。
海水浴をしていたぐりとぐらが、ビンに入っていた手紙を見つけるところから物語が始まります。
自分で読むのは初めてということでしたが、ほとんどすらすら読めていました。
慣れない言葉遣いには難儀していましたが、台詞の一つ一つに感情がこもっていたのは印象的でした。
来週は、リクエストの強い漢字迷路に加え、なぞなぞなどを取り入れる予定です。
また俳句カルタも完成まで残り6つと迫っています。
できれば、春学期のうちに俳句だけでもそろえられればと考えています。