ことば2年B

小林です。

ことば2年のクラスも秋学期がはじまりました。
初回にはみんな元気な、日焼けした顔で教室にやってきました。

 みんなどうやら元気がありあまっていたようで、特に男の子は夏休みでも遊びきれなかった元気を教室でも爆発させていました。初回は少し落ち着きを取り戻してから、今年の夏休みに何があったか、私に教えるという形で作文を書いてもらいました。

 今回は、「何日に」や「誰と」といった情報をできるだけくわしく書くという目標を設定しました。少し意識すると、だいぶ文章を書く姿勢も変わってくるようです。
 自分のことを書かせるとどんどん書いていく子もいれば、恥ずかしがりながら書く子もいて様々です。中には友達のことを書いたりする子もいますが、そこから見えてくるものも面白いものです。みんな夏休みは楽しく過ごしたようでした。

 他には「推理クイズ」をして「注文の多い料理店」の読み聞かせをするという予定でしたが、時間が足りなくなってしまったため少し予定を変更して、最後に「手品師」(豊島与志雄)というお話の読み聞かせをしています。
 春夏は読み聞かせは紙芝居で行なうことが多かったのですが、秋からは想像力を働かせて聞いてもらえるよう、文字だけのものも増やそうと思います。今回は文字だけでしたが、子どもたちは聞いているうちにだんだんイメージがわいてきて、お話にのめり込んでいく様でした。そういった様子を見るとこちらとしても読み応えがあります。今回は半分まで読んだところで時間切れとなりましたが、みんな(特にKくん)続きが気になっているようです。修行して物を煙に変えられるようになった手品師のお話はどうなることでしょうか。来週も楽しみにしてきてくれればと思います。