山下です。今日の「論語の素読」では次の言葉を紹介しました。
「子曰く、人の己を知らざるを患(うれ)えず。人を知らざるを患う」。
「人」は他人のこと、「己」とは自分のこと、「患う」とはつらいと思うこと、といったことを確認した上で、全体の解釈を子どもたちに問うてみたところ、「はいっ」と手を上げてくれた男の子と女の子。ふたりとも中学年でしたが、正確な解釈ができていました(男の子の字句通りの解釈を、女の子は小1の子もわかるように自分の言葉を添えて説明してくれました)。あっぱれと思いました。
今日は、今まで学んだ言葉の復習は2つにとどめました。その分、「今日の言葉」の印象を深く胸に刻んでほしいと願っています。