百木です。
大変遅くなりましたが、3月14日(月)の将棋道場のご報告です。今回の将棋道場はちょうど一周年記念でした。
一年間、この将棋道場に参加・協力していただいた皆さんに感謝します。毎回、たくさんの子どもたちに参加していただき、僕もやりがいを感じながら道場主を務めさせて頂いています。
定跡のなかでも基本中の基本「相掛かり」と「棒銀」について。「棒銀」は初心者にも使いやすく、シンプルながら破壊力のある戦法です。最近では、Yuくんがお父さん直伝の棒銀を覚えて急成長中です。まずは、この棒銀を覚えてもらえれば、と思い基本的な定跡を皆に伝授しました。
対戦では、今回初参加のRiくん(小1)が台風の目でした。いきなり先日の将棋道場第2回トーナメント大会で優勝したTeくんを平手で破り(!)、その後もKaくんなどを次々と破って5連勝を達成。いきなり3級認定です。次回以降、Riくんの連勝を止める子は現れるのか!?まずは当道場最強のGeくんとの対戦を楽しみにしておきます。
その他にもMiくんやSoくん、Yuくん、Koくんなど、何回も将棋道場に来てくれれている面々の将棋も観戦していたのですが、みな確実に1年前よりも強くなっていると感じ、非常に嬉しく思いました。どの子も、1年前の自分と対戦したら今の自分が勝つことでしょう。定跡や囲い、手筋などはまだまだ、という子も多いのですが、少しずつそれぞれに得意戦法や得意な型ができてきているのが面白いところです。
将棋を覚えたての頃は自陣の20枚の駒のうち4、5枚しか動かさなかったりするものなのですが、最近では多くの子どもたちが20枚中10枚~15枚くらいを動かして指せるようになってきました。これは大きな進歩です。ここにさらに、定跡・囲い・手筋などを覚えるとぐっと強くなり、将棋が今まで以上に面白く感じられるはずです。根気づよく何度も通ってくれている子どもたちには、できればそのステージにまで連れて行ってあげたいなと考えています。
今後も気長に将棋道場を見守っていただければと思います。
※最後に、先日の慰労会にプロ将棋棋士vsコンピューターソフトの話題で盛り上がりましたので、この話題に関連するブログ記事のリンクを貼っておきます。
とても面白いので関心ある方は読んでみてください。
レポートをありがとうございました。Ri 君の参加は良い刺激でしたね。この道場のことを思うとき、「切磋琢磨」という言葉が浮かびます。来年の今頃のさらなる充実ぶりを楽しみにしたいと思います。