福西です。秋学期のロボット工作では、センサーの勉強をしています。センサーが理解できれば、ロボットに「感覚」を持たせることができます。
この間は、ブレッドボードというものの上に、LED(発光ダイオード)、コンデンサ、トランジスタなどを乗せて、電子回路を組み立てました。
(和気藹々、そして真剣です…)
点滅回路その2
(動画に飛びます)
回路ができあがると、さっそく部品を他の種類に取り替えて実験してくれていました。たとえばコンデンサの容量を大きくするとそれだけディレイが長くなります。またLEDの数を増やしたり、と。こちら少し示唆しただけで、好奇心の赴くままに行動してくれている姿が頼もしいと感じます。
こういう一個ずつ部品を変えて調整する方法を「ハードウェア的」といいます。一方で同等のことを今度はミュウロボの基板を使って、プログラムで実現してみました。(実は次回の課題で予告です)
プログラムによる点滅
(点滅の周期をパラメーターを変えることで早くしています)
#授業が終わったあとに撮ったものなので、ちょっと騒がしいですが…。
このようにプログラムのパラメーターを(パソコンの画面上で)ちょっといじるだけで、点滅間隔を自由に変えられるのがソフトウェア(仕様をすぐにかえら得るので「柔らかい」という意味)的です。
今日みんなにしてもらった苦労を踏まえつつ、ハード・ソフトどちらにも行ったり来たりできるような頭を作っていこうと考えています。