1106 かず2年

周り将棋完結編です。

 

これまでに何度か周り将棋をしたときは時間の都合で上がりまでできませんでした。そのため消化不良の感があったので、今回は時間をたっぷりと取って上がりまですることにしました。玉に昇格してから角のマスにとまり、ななめに進んで真ん中のマスでとまれば上がりです。

 

以前の記事で、周り将棋は運だけの勝負だと書きましたが、前言を撤回させてください。金を4枚振って進む数を決めるのですが、駒が重なったり、盤の外に出たりしたらその回は進めません。進めないと昇格もできないので、いかにそうした状態を避けるかというのが実力に入ります(場合によっては進まないというのが得策になることもあり、その場合はいかに自然にそうした状態にするかというのが実力になります)。適度な広がりになるように振るということです。

 

なぜこのことを意識したかというと、この日に優勝した生徒は明らかにそうした進まない回の割合が少なかったからです。しかも意識的にそうしたいたように思われます。