福西です。
この日は、ひねもすで「シューター」(カタパルト)を作りました。
以前にゴム鉄砲を作ったこともありますが、今回は、発射するのはゴムではなくて、紙飛行機です。紙飛行機をゴムに引っかけた状態で水平部分の台に乗せて、トリガーを引くとまっ直ぐ打ち出される、という仕組みです。
何回も来てくれている人は、さすがに手つきが違って見えました。見本の1丁を色々な角度から観察しながら、ほとんど私の説明なしに組み上げており、正直、すごいと思いました。2年前だったら、「できひんから先生やって」と言うシーンもあったはずなのですが、今は自分たちで手を動かしながら、自由自在にしてくれています。それが嬉しいと感じました。
また初参加に近い3年生のK君も、一生懸命で、高学年の人たちがしている様子を熱心にまねていました。
4年生のS君は、過渡期で、まだ慣れていない作業があって、それで時々気が散ってしまうことがありましたが、私が個別に作り方を示し、それを「よーく見て」作るということを促しました。特にトリガーの部分では、「ちがう」「よく見てごらん」と私に何度も言われながらも、S君は諦めずに続け、とうとう最後には「そう!それ」という、立派なトリガーを作ってくれました。まぎれもなくそれが「最初から最後まで自分で作ったもの」と、自他ともに認められるだけに、満足そうな笑顔が見られました。
今回も、あっという間の2時間でした。また次回も参加してください。