一人の生徒に確率の問題を一通り渡すと、完璧といってよい出来でした。
すごいと素直な感想を伝えると、以前学校でテストしたときにあまりできなかったから悔しくて勉強し直したとのことでした。あっぱれです。
赤玉、青玉、白玉、黒玉がそれぞれ6個ずつある。この24個の玉の中から6個を取り出すとき、異なる取り出し方は何通りあるか。
この一見シンプルでありながら難しい問題も正解していました。おそらく最短の解答は、〇|〇〇|〇|〇〇のように間仕切りを考えて、左から赤玉、青玉、白玉、黒玉の個数だと読み、9C3=84通りとするものでしょう。しかしこれはなかなか思いつきません。一色のとき、二色のとき、三色のとき、四色のときと場合分けしても正解にたどり着きます。