浅野です。
8月27日(木)に開催された勉強会(中高生の部)の報告をさせていただきます。
参加を予定していた生徒が体調不良のために欠席ということもあり、一名の参加でした。18時40分の少し前に来てくれ、会の趣旨を少しだけ説明し、あとは自分で持ってきた課題に取り組んでくれました。
前半は英語の教科書の予習を進めてくれていました。彼は現在中学一年生ですが、かなり英語になじんでいるようです。岸本先生が丁寧に指導されているおかげかと想像します。後半は歴史のおそらくは復習をしていました。きれいにノートを取っていた(地図が非常に上手でした)のが印象的でした。
すでに自分で学習する姿勢が身についているようで、特に質問もありませんでした。お互いに数十分間黙々と自分の作業を続けて、きりがついたところで少し言葉を交わすといった様子でした。
そういうわけで、私は何も教えることができなかったなぁと申し訳なさを感じていたのですが、終わりがけに今後もこのような機会があるとうれしいかどうか尋ねたところ、「はい」と力強く答えてくれました。
ということで、小学生の勉強会の同様に、11月末に第二回の勉強会を予定しております。また、秋学期中にも自習の場を設けられたらと考えております。どちらも予定が固まりましたらこの場でお知らせします。
教師とされる人から一方通行で教わるだけでなく、自分で学ぶ、そしてお互いに教え合うことを大事にしたいということが、この一連の勉強会の背景にあると私は思っております。この観点からすると、今回の勉強会では見事に自分で学ぶということを実践してくれのだと振り返って気づきました。今後これらの企画がどのように展開するか楽しみです。
>教師とされる人から一方通行で教わるだけでなく、自分で学ぶ、そしてお互いに教え合うことを大事にしたいということが、この一連の勉強会の背景にあると私は思っております。
同感です。お書き下さったことがらは、大事なことは重々承知していても、なかなか実践に結びつかない理念ではありました。今回、私自身、小学生の勉強会に参加してみて、このことが、机上の空論に終わることなく、実りある実践につながったことをありがたく思い、その意義をかみしめています。