10章の冒頭からです。
ロックハート先生の授業では、教科書に載っている場面を再現するのが恒例となり、ハリーがいろいろな役をさせられます。今回はwerewolf(狼人間)の役をさせられました。werewolfが狼人間を意味するのであれば、wereが人間なのかという疑問が生じます。そこでOnline Etymology Dictionaryで検索してみると、果たしてそうでした。
授業が終わって他の生徒たちがみないなくなると、ハーマイオニーが例の本を借りる許可をロックハート先生にお願いしました。するその本のタイトルさえ確認せずにサインをしてくれました。そしてロンの反抗的な表情を読み違えて、そのサインをほめたたえます。
3にんはその許可証を持って図書館に向かいます。マダムピンスのチェックを通過して無事に本を借りることができました。
図書館を去り、マートルのいる女子トイレでその本を読み始めます。いくつか手に入れるのが難しい材料があるようです。どうしようかと悩むハリーに、ハーマイオニーがけしかけます。
土曜日には今シーズン初めての、スリザリン対グリフィンドールのクィディッチの試合があります。ウッドは試合前に激励演説(pep talk)を行いました。
Get to that Snitch before Malfoy or die trying, Harry
この部分も激しい口調ですね。「マルフォイより先にあのスニッチに到達しろ、さもなければ試みながら死ね、ハリー。」ということです。
試合が始まるとブラッジャーがハリーを執拗に追いかけます。どうも様子がおかしいです。タイムアウトを取ることにしました。
ここで今回は終わりになりました。