浅野です。
前年度の最終回からおよそひと月ぶりの再開です。
これまでに文法や構文の理解はもう一通りできたかなと見立てておりました。ひと月分の宿題として渡していた難しい和訳を見せてもらって、その見立てが間違っていなかったという確信を持ちました。これからは英語を読む量を増やすだけだと思います。あとはとにかく語彙です。
そしていつものように日常素材の英文を用いつつ、単語を語源的に考えるという作業もしました。こちらも順調で、自分でだいたいの予測はつくようになってきました。原発関連の報道で”suppress”という単語を耳にし、sup(下=sub)+press(押す)=suppress(~を抑える)だろうと意味の推測ができてうれしかったとの報告を受けました。この日の教材に登場したものをいくつか紹介しておきます。il(中=in)+lust(明るい)+rate(動詞)=illustrate(明らかにする)、arti(技術)+fic(作る)+ial(形容詞)=artificial(人工的な)、ap(~に=ad)+preci(価値=price)+ate(動詞)=appreciate(~を評価する、~に感謝する)などです。
さらに今学期からは英語での会話ができるように練習もしていくつもりです。Business One:Oneという教材を用いてみるつもりです。今回は初めてで、うまく言葉が出てこないと受講生は感じられたようです。簡単な英語でよいので、典型的な表現をぱっと言葉になるほど深く身につけられると楽になります。