その回に登場した語句や表現を確認するプリントを作ることにしました。こちらからもダウンロードできるようにしておきますので、よろしければご活用ください。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人はいつものように話をします。ロンとハーマイオニーはスリザリンに入りたくないという点で意見が一致しますが、ハリーはそこに入れられそうになったという経緯があるので、素直に同意できません。そしてstomachがdropします。これがストレスなどで胃が痛くなることを意味するということは文脈からわかりました。このような場合にdropという動詞を使うのが意外です。
ミセスノリスが吊るされていた現場を通りかかると、ちょうど誰もいなかったので、3人はあたりをうろつき回ることにします。焼け焦げた跡やクモ、撒き散らされた水を発見しました。実はロンがクモ嫌いだといったことが判明しました。
その水はマートルがいる女子トイレと同じ高さだと描写されていました。ということはかなりの量の水があったか、あるいは地面が傾いていたかのどちらかです。ハーマイオニーはためらわずその中に入ります。中はひどい様子でした。
It was the gloomiest, most depressing bathroom Harry had ever set foot in. Under a large, cracked and spotted mirror were a row of chipped, stone sinks. The floor was damp and reflected the dull light given off by the stubs of a few candles, burning low in their holders; the wooden doors to the cubicles were flaking and scratched and one of them was dangling off its hinges.
マートル自身もひどい様子で、ろくに質問にも答えてくれず、もうすでに死んでいるので自殺もできないのに、頭からトイレに流されていきました。
そこへちょうどパーシーがやって来ました。自分の弟が女子トイレにいたということで怒ります。ロンもそのわけを言って反論します。このあたりの描写はパーシーとロンが対比されていました。パーシーがstopped deadならロンはstopped shortでした。どちらも「急に立ち止まる」という意味です。
3人は談話室に戻り、宿題をしたりしますが、おもむろに会話の続きを始めます。ロンはマルフォイが怪しいと思っていて、わざわざハーマイオニーにそのことを気づかせます。そしてハーマイオニーは、ポリジュース薬で姿を変えてマルフォイに聞けばよいという案を出します。ポリジュース薬の作り方が載っている本は先生の許可がないと借りられません。
ここで9章が終わり、時間になりました。