浅野です。
いつも同じ宿題を渡しているのですが、最近は以前ほど苦労せずにできるようになったそうです。学期の切り替わり時は課題の強度に変化がありましたが、今ではその負荷にも慣れたということでしょう。
It has been ten years since my father died.
≒Ten years have passed since my father died.
(私の父が亡くなって10年になる。)
過ぎ去る(pass)のはあくまでも時間です。It has passed …はまずいです。
It took him two hours to finish his report.
≒He spent two hours (in) finishing his report.
(彼は報告書を仕上げるのに2時間かかった。)
費やす(spend)のは人でありその目的語は時間です。かかる(take)のは時間なので天候や時間を表すitを用います。
宿題の確認した後は英語小話の口頭でのやり取りと、日常英語素材を用いた語彙の増強です。語彙の増強には語源から考えるとよいと再三繰り返してきましたが、それに加えて日本語として知っているカタカナ語と関連付けると記憶に定着します。例えばat(~に向かって)+tract(引く)+ion(名詞)=attraction(引きつけるもの、アトラクション)、mono(一)+poly(販売)=monopoly(一人で販売する、独占、モノポリー)などです。モノレールも一つの線路ということですね。