岸本です。
今日は、前回生徒さんから提案のあった「単語カルタ」を本格的にやってみました。
もちろん、今回も間違えた部分は自分で解答を探してもらいました。
間違えた数が多いほど、次週に回される単語も多くなりますが、一つずつでも単語を覚えて、間違いを減らしていって下さい。
出された問題はそれぞれ別々だったので、各々の進度に合わせて自習もしてもらいました。
例えば、ある生徒さんは複数形の書き換えに取り組んでいました。
主語や補語を複数形にした際、「be動詞」や対応する名詞や代名詞も変化することをちゃんと覚えていたのはよかったです。
また、月や曜日を覚え直そうとしていた生徒さんもいました。
一度は覚えたはずの単語ですが、すっかり抜け落ちていたようです。
よく使う単語でもあるので、すぐ口に出せるまで覚えましょう。
一通り区切りがついたところで、「単語カルタ」をすることになりました。
「単語カルタ」とは、それぞれの面につづりと意味を記してあるカードを使ったカルタです。
前回は、ある生徒さんの単語カードを使いましたが、今回は単語の確認で出題されてきた単語全て、70以上のカードを用いました。
ルールは、前回同様つづりの面を表にして、読み札の変わりに意味を読み上げ、その意味にあうカードを取り合うというものです。
途中からは、取った札の発音も答えてもらいました。
これで「つづり」、「発音」、「意味」の三つを確認できます。
勝負自体は、単語の確認で間違いが少なかった生徒さんがより多くのカードを取ることができました。
当然のことですが、このルールの場合「意味」から「発音」がわかっても、「つづり」がわからなければカードを取ることができません。
例えば、「投げる」と読み上げられた時、「スロー」という発音がわかっても、「s」から始まる単語を探してもみつかりません。
なぜなら正解は「throw」だからです。
単語を構成するこれら三つの要素をしっかり覚えていることが、勝利の決め手でした。
「単語カルタ」が終わった後、取ったカードを使って互いに復習をしていました。
その自発的な姿勢は素晴らしかったです。
できれば、この場だけでなく、空いている時間にも、単語を覚えていってください。
来週は単語の確認と、これまでの文法の復習のプリントの続きを行っていく予定です。