浅野です。
私事で恐縮ですが、この5年ほど愛用していた電子辞書が壊れました。ほとんど毎日使っていて外観もボロボロでした。修理が可能であることを祈ります。
いつもこの電子辞書に入っているジーニアスに頼って英語の語源を確かめていました。なので今回は記憶に頼って語源の質問に答えていたのですが、”refuse”が思い出せませんでした。宿題として調べたので、ここで答えておきます。re(戻す)+fuse(注ぐ)=refuse(拒絶する)です。con(共に)+fuse(注ぐ)=confuse(混乱させる)です。fuseは「注ぐ、溶かす」といった意味合いです。そういえば電子機器などに内蔵されているヒューズは自らが溶けて回路を遮断する装置でした。
これそどのようにして調べたのかと言いますと、スペースアルクの語源辞典です。同じサイト内にある語源学習法や松澤喜好の語源の扉も読むと語源の基本的な感覚が身についてよいです。このスペースアルクでは英辞郎も無料で提供しています。もう少し複雑な語を本格的に調べないならOnline Etymology Dictionaryがあります。
宿題の英訳、和訳ではthat節に意識をするとよいというテーマが浮かび上がりました。接続詞のthatの後には完全な文が来ます。また、それをitで受けることもできます。関係代名詞のthatや強調構文のthatでもその後に動詞があるはずです。そうした心積もりで英文を読むと構造が見抜きやすくなります。
英語の語彙力がなかなか伸びず、悩んでいたときに先生から語源のことを教えていただきました。これからは語源を意識しながら単語の意味を覚えるよう努力していきたいと思います。
語源を意識すると語彙を増やすだけでなく、正確に読むことにもつながります。辞書に載っているどの意味を採用しようかと悩んだときに、語源から考えると大きく外すことはありません。