1220 一般英語

浅野です。

第二期の二回目です。複雑な構文の和訳と文法範囲を指定しない日常的な表現の英作文を宿題にしています。最初なので加減がわからずかなり分量が多くなってしまっていましたが、それでもよい出来でした。このレベルがすらすらできるようになると英語が一定使えると言ってもよいです。

後半部はいつもの要領です。equi(等しい=equal)+val(価値=value)+ent(形容詞)=equivalent(同価値の)、dis(強意)+turb(かき乱す)=disturb(かき乱す)、ap(~に向かって(adの子音変化))+ply(折りたたむ)=apply(応用する、申し込む)などです。最後のapplyにはapplication(応用、申し込み)やappliance(適用すること→器具)といった派生語があります。

もう一通りの文法事項は学習済みですので、あとは語彙力の問題だと感じられているようです。特に実際に英語で会話をする際は鍵となる単語さえ出てこれば何とかなるという体験を最近されたそうです。語彙を増やすためには前段落で書いたような語源的な考えをすることが有効です。加えて市販の単語集を用いてもよいでしょう。というわけで少し単語集の紹介をします。タイトルをクリックすると大きな画像か参考サイトにジャンプします。

『速読英単語 必修編』(Z会出版)
文章中で覚える形式で、大学受験用としてはこれが定番でしょう。画像は第4版ですが今は第5版が出ているはずです。どの分野に進むにしてもこの必修編をやる価値はあります。これが難しく感じたら入門編、易しく感じたら上級編に進むのもよいです。上級編は昔は急に難しくなっていましたが、最新の版ではその点も改善されています。

『速読速聴・英単語 Daily1500』(Z会出版)
上のものの大人向けです。こちらのシリーズにはいろいろあります。タイトルのリンク先で確認できます。ニュースや日常的な文章が多いです。

『システム英単語』(駿台文庫)
昔ながらの網羅型単語集です。頻度順でステージが分かれていて使いやすいです。加えて単語ごとに誤りやすい発音、派生語、ワンポイントアドバイスなどが載っていて気が利いています。多義語コーナーもおすすめです。

『英単語ターゲット1900』(旺文社)
網羅型の代名詞とも言える存在です。『システム英単語』とは対照的に極めてシンプルです。確認用にもってこいです。

こうした単語集を利用せずに(利用しながら)、自分が出会った知らない語を書き出して覚えるのも効果的です。テレビなどで耳にしたカタカナ語を調べるだけでも意外と単語を覚えることはできます。