山下です。昨日に続き、今日も英語の特講を担当しました。学年を問わず、各自にとっての既習事項を「日本語→英語」がすらすら正確にかけるまでなんども練習を重ねています。
中1から高3までの生徒と勉強を一緒にしていて思うのは、スポーツと同じで、”何回も間違うことが大事”ということです。無理に間違う必要はありませんが、間違いを恐れて手も口も動かさないような勉強をしていていると、それは勉強になりません。
生徒に言っていることは、「たくさん間違ってよい」ということです。間違って、その都度なんども直しているうちに、いつか「自然に」できるようになります。10回やって11回目に出来る人も、100回やって101回目に出来る人も、どちらもやり方の原理は同じです。
明後日まで通算4日間通して勉強すれば、かなり英語の勉強の仕方が身につくと思います。あとは自分で練習を続けることができるでしょう。
英語の勉強のよいのは、自分で自分の答案を採点できる点です。やり方さえ会得したら、「英語は独学できる」と思います。
正解は教科書であり、その通りに何も見ずに英文を復元できるなら、学校のテストで満点以外を取るほうが難しいでしょう。なにせ教科書が頭の中に完璧に入っているわけで、試験中に教科書持ち込みで問題を解くようなものです。
語学は突き詰めれば「暗記」です。いかに抵抗なく、これを習慣化できるかがクラスとしてのテーマになるかと思います。
一人ひとりがひたむきに問題に取り組む姿は、見ていて心打たれます。明日も生徒たちに会うのが楽しみです。
山下です。今日が最終日ですが、この3日間続けて取り組んだ成果は目に見えて現れています(採点していて実感できることです)。あわせて、1)簡単に見えることを曖昧にしないこと、2)繰り返し努力してはじめて手応えを実感できること、3)勉強するときは集中することなど、他教科にも関連する、いわば勉強の仕方そのものを学んでくれたと思います。このうち3)については、同じ1時間英語の勉強をするとしても、英語→日本語より、日本語→英語の方が密度が濃くなるということを体感してくれたと思います。昨日は、クラスの終了時に、定期テストについても、この気持ちで今から準備してほしいと伝えました。教科書の訳を見て、教科書の英文がすらすら再現できるように練習してください。