受講生のペースに合わせてじっくり深く、楽しく学ぶ、山の学校の語学クラス。
4月からは、新しいテキストを読み始める「講読クラス」や、テキストの最初からスタートする「初級・入門クラス」もございますので、この機会をどうぞお見逃しなく!下記以外も各クラス 随時、申込みを受け付けております。最近の進捗状況をこちらに掲載しております。詳細はお問い合わせ下さい。
⇒語学クラス一覧
・『ラテン語初級文法』 クラス 水曜または木曜 20:10〜21:30 講師:山下大吾
(※2018年4月より、テキストの最初からスタート致します。新規受講生募集中です。)
テキスト:『ラテン語初歩(改訂版)』岩波書店
内容:上記テキストを、受講生のペースにあわせて1学期または2学期間かけて進めるクラスです。
・『新約ギリシャ語初級』クラス ※曜日・時間帯は応相談 講師:堀川宏
(※2018年4月より、テキストの最初からスタート致します。新規受講生募集中です。)
テキスト:『新約聖書ギリシャ語初歩』土岐健治著
文法でも講読でも新たにスタートを切る好機ですから、関心のある方はぜひお問い合わせください。開講曜日や時間帯についても相談に乗ることが可能です。新約聖書のギリシャ語のシステムは「古典ギリシャ語」よりも多少は簡略ですから、一度挫折した方の学び直しなどにも好適かもしれません。新しい出会いを楽しみにしています。
・『漢文入門』クラス(高校生〜一般) 木曜 15:40〜17:00 講師:陳 佑真
※4月からの、新規受講生募集中です。テキストは受講生と相談の上決めます。この機会をどうぞお見逃しなく!
漢文というのは一つの言語ですから、それで表されるのは決して堅苦しい、難しいお話ばかりではありません。「君子は必ず其の独を慎むなり」(『大学』)、立派な人は誰も見ていないところでも人に見られているのと同じように威儀を正しているものだぞ、という、先生から言われたらうんざりしそうな言葉も漢文ですし、「螢無くして鄰家の壁を鑿ち遍(つ)くすも、甚(なん)ぞ東墻は人の窺うを許さざる」(『牡丹亭還魂記』)、螢の光で苦学しようとしても螢が見つからないから隣のかわいい子の部屋の壁に穴をあけて灯りをとろうとしたけど覗かせてくれないよ、なんていうのも漢文なのです。
古の賢者たちが人生の問題に正面から向き合って書いた文章を読解して自分の生き方に活かすもよし、おもしろおかしい滑稽話を読んで古の人たちと一緒になって大笑いするもよし、ゴシップ記事を読んで古の人たちと一緒に眉をひそめるもよし。漢文の海からは、書かれたものの数だけの楽しみと思索が得られます。
本講座では、受講者の皆様のご関心に合わせてテキストや方法を選びたいと思います。訓読のやり方、辞書の使い方から丁寧に学習のお手伝いを致しますので、全く漢文の勉強をしたことがない方も是非お越しくださればと願っております。