2022-01-30 メメントー・モリー 更新日:2022/01/27 公開日:2022/01/30 雑談 山下です。 ラテン語表現を紹介します。 Memento mori. 死を忘れるな 日本では「メメント・モリ」のカナ表記で知られる名句です。メメントは「忘れるな」、モリは「死ぬこと」を意味するので、「自分もいつかは死ぬと […] 続きを読む
クラスのご紹介「ギリシャ語初級講読B」 公開日:2022/01/29 お知らせ こちらのクラスでは、古代ギリシャの歴史を題材にして,ペロポンネーソス戦争でのアテーナイの敗北にいたるまでの様々な出来事を綴った文章が1ページごとに続いていく形式になっている教科書(A.E. Hillard & C […] 続きを読む
西洋古典を読む(2021/11/7~12/1)(その3) 公開日:2022/01/29 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 (その2)の続きです。 アエネーアスと娘ラウィーニアとの結婚(そして彼女とトゥルヌスとの婚約破棄)を決めた、当の責任者であるラティーヌス王は、これらの情勢を見て、王宮の奥に引きこもります。事態の […] 続きを読む
2022-01-29 死は確実、時は不確実 更新日:2022/01/27 公開日:2022/01/29 雑談 山下です。 ラテン語表現を紹介します。 Mors certa, hōra incerta. 死は確実、時は不確実 今も欧米の墓碑銘に刻まれる言葉です。省略が行われ、ちょっと謎かけのように見えます。 前半は「死は確実に訪 […] 続きを読む
【速報】「ギリシア・ローマの歴史を読む」クラス 更新日:2022/01/29 公開日:2022/01/28 お知らせ 担当の大野先生からの最新情報をお伝えします。 今年度、じっくり読み進めてきたモーゼス・フィンリー、The Use and Abuse of History の第7章、“The Ancient Greeks and T […] 続きを読む
西洋古典を読む(2021/11/7~12/1)(その2) 更新日:2022/01/29 公開日:2022/01/28 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 (その1)の続きです。 第二に、アッレクトーはトゥルヌスのもとへも向かいます。「立ち上がれ」とたきつけます。トゥルヌスは最初は立派に、理性的に拒否するのですが、しかし女神の怒りを買い、逆らうこと […] 続きを読む
2022-01-28 学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや 更新日:2022/01/27 公開日:2022/01/28 雑談 山下です。 復習の大切さ、楽しさを伝える『論語』の言葉です。 前回の「山びこ通信」ではギリシャ語の広川先生もこの言葉を引用しておられました。 私のエッセイは次にあります。 >>学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや 今読み […] 続きを読む
【速報】現代ギリシア語初級文法クラス 公開日:2022/01/27 お知らせ 現代ギリシア語初級文法クラスで、「文語」を学ぶクラスがスタートすることとなりました。 開講は、2月9日(水)19:30〜20:50からで、今学期のスケジュールは、2/9、2/16,3/2、3/9,3/16の5回となります […] 続きを読む
西洋古典を読む(2021/11/7~12/1)(その1) 更新日:2024/07/18 公開日:2022/01/27 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。 7巻の249~639行目を読みました。 ユーノーの暗躍と、それに翻弄される地上の人間たちの心理・行動が描かれます。 ユーノー […] 続きを読む
2022-01-27 「子どもは大人の父である」考 更新日:2022/01/26 公開日:2022/01/27 雑談 山下です。 ワーズワースに、「子どもは大人の父である」という言葉があります。この言葉をめぐるエッセイを読み返しました。 >> 「子どもは大人の父である」考 続きを読む
キケロー『老年について』講読中 公開日:2022/01/26 お知らせ 毎週水曜に開講しているラテン語初級講読Bクラスでは、2021年9月から、キケロー『老年について』を読み進めています。 内容やペースのご参考までに、以前に『老年について』を読みはじめた年の記事に、次のような記載がございまし […] 続きを読む
2022-01-26 「人間とは何か」考 更新日:2022/01/25 公開日:2022/01/26 雑談 山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 >>Homo sum.私は人間である ローマの喜劇作家テレンティウスの言葉です。 「人間に関わることで自分に無縁なものは何もないと思う」と続きます。 続きを読む