キケローを読む

山下です。

『友情について』を読んでいます。49節、50節を読みました。

「名誉、栄光、家館、衣服や装身具といった数々の空しいものは喜ぶのに、徳を備えた心、愛することのできる、あるいは――こんな言葉があるとして――愛し返すことのできる心を、それほど喜ばないほど馬鹿げたことがあろうか。」(『友情について』49節、中務哲郎訳)