山下です。
ラテン語に、次の言葉があります。
Omnia vincit Amor.
このフレーズは、ウェルギリウスの『牧歌』に出てきます。アモルは大文字で記されるのが一般で、つまりは、愛の神(クピードー)のことです。
動物はもちろんのこと、どれだけ理性のある人間も、愛の神にはあらがえない、という意味で使われています。
しかし、後代になって、この言葉は元の意味から離れて一人歩きを始めます。
そして、私たちがこのフレーズに期待するところの「愛があれば何にでも打ち勝てる」というポジティブな意味で解釈されるようになります。
なお、ラテン語の「愛」とは精神の情熱の言い換えで使われるケースが多く見られます。
「アエネイス」には「精神は大塊を動かす」という言葉があり、私はその意味でこの Omnia vincit Amor を理解したいと思います。
意訳すると、「情熱があれば夢はかなう」となります。
私の誕生日の格言が
愛はすべてに勝つ
だったんですよね。
それで、ちょっと
調べてみようと思って
調べたら、ココに来て
深い意味まで知れて
なぜか幸せでした。
勝手に拝見しておきながら
失礼かもしれませんが、
ありがとうございます。
この格言を題材に
書いていただいていたことも、
こうして拝見できたことも、
有難うございました。
では、失礼いたします。
はじめまして。私の書いた記事は、次のエントリーでしょうか。
http://www.kitashirakawa.jp/yama/sb.cgi?search=%E6%84%9B%E3%81%AF%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E3%81%AB
この言葉については、もう少し膨らませて書いて置いた原稿がございました。今、別のブログにアップしましたので、もしよろしければ、ご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/taroyam/20091111