Less is More
教育には様々な切り口があるが、おしなべて欠落しているのは Less is More の考えではないかと思う。
Less is Less であることは間違いないのだが、その逆に More is More かといえば、単純にそうとも言い切れない場合が多い(授業時間を増やしたから成果があるのかどうか)。
「山の学校」で最も大切にしているのは「復習」する姿勢です。食事がそうであるように、何度もよく噛むことが栄養を吸収する上で大切で、このことは一度おなかを壊さないとなかなか理解できないことではあります。勉強で「おなかを壊す」とは、やる気がなくなるという精神状態を言います。
学校の勉強に対し、いつも目を輝かせて前向きに取り組んでもらいたい。それには、じっくりと学んだ知識が定着するように家庭で復習する時間を取るのが何よりです。