山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

「トムは真夜中の庭でを読む」の記事一覧

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/15)(その2)

福西です。 9「ハティ」の受講生たちの要約です。 H.Aさん トムは、ハティが自分のことを見えていることを知る。ハティはずっとトムのことを見てきたという。トムは彼女に尊敬の念を抱く。彼女は自分のことを「王女」だと言う。 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/15)(その1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 「9 ハティ」を読みました。 トムは、庭園でハティとその三人のいとこがリンゴを盗んでいるところに出くわします。ハティもその仲間 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/8)

『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 「8 いとこたち」を読みました。 ようやく、ハティが登場しました。 トムは庭園で遊ぶ子供たちを観察します。ヒューバート、ジェームズ、エドガ […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 「7 ピーターへの報告」を読みました。 トムは、アランおじさんに以下の質問します。 ・ドアは通りぬけられるか?(幽霊のように) […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/9/25)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 「6 ドアを通りぬける」を読みました。 このごろ、トムは毎晩のように階下から庭園へぬけだしていくようになった。 と冒頭にあるの […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/9/17)(その2)

福西です。 (その1)の続きです。 Hさんが、3章と4章に、シンメトリカルな構造があることを示してくれました。 3章「月の光のなかで」  4章「日の光のなかで」 月の光        ←→  日の光 庭園         […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/9/17)(その1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波少年文庫)を読んでいます。 前回読んだ、4章「日の光のなかで」について、要約と、気付いたことなどを発表しました。 受講生の要約です。 Hさん トムは、 […]

「『トムは真夜中の庭で』を読む」(西洋の児童文学を読むB、2021/7/2)(その2)

福西です。(その1)の続きです。 トムは、大時計の文字盤を調べようとします。しかし電灯のスイッチがどこか分かりません。そこで、月光を邪魔している、邸宅の裏がわのドアを開けようとします。 こうした小さな必然を積み上げたのち […]

「『トムは真夜中の庭で』を読む」(西洋の児童文学を読むB、2021/7/2)(その1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 2章の要約と内容確認のあと、3章『月の光のなかで』を読みました。 3章の冒頭は、次のようにあります。 この邸宅のアパートを借り […]

「『トムは真夜中の庭で』を読む」(西洋の児童文学を読むB、2021/6/25)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 1章の要約と内容確認のあと、2章『大時計が十三時をうつ』を読みました。 おじさんの家は退屈そのものでした。日中に疲れないせいで […]

「『トムは真夜中の庭で』を読む」(西洋の児童文学を読むB、2021/6/18)

福西です。 「西洋の児童文学を読むB」クラスは、この日から新しいテキストに入りました。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)です。 第一章は、トムが母親と別れるシーンから始まります。 弟のはし […]