西洋古典を読む(2022/6/15) 更新日:2024/04/24 公開日:2022/08/20 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。 9巻の272-393行目を読みました。 伝令役を買って出たニーススとエウリュアルスに、アスカニウスが多大な報償を約束をします […] 続きを読む
西洋古典を読む(2022/6/8) 更新日:2022/06/10 公開日:2022/08/08 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。 9巻の176-271行目を読みました。 ニーススとエウリュアルスが登場しました。 夜の歩哨に立つ二人は、松明の数から、ルトゥ […] 続きを読む
西洋古典を読む(2022/6/1) 更新日:2022/06/09 公開日:2022/08/01 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。 9巻の123-175行目を読みました。 トゥルヌスの次の言挙げが印象的でした。 ウォルカーヌスの武具も、千の船もわたしには必 […] 続きを読む
西洋古典を読む(2022/5/11、5/18)(その2) 更新日:2022/05/27 公開日:2022/07/22 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。(その1)の続きです。 大地の女神のセリフに、次の表現があります。 Turni iniuria 9.108 トゥルヌスの(Turni)不正を(iniuria) iuriaは ius(法、正しさ)の目的語(~を) […] 続きを読む
西洋古典を読む(2022/5/11、5/18)(その1) 更新日:2022/06/09 公開日:2022/07/21 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。 いよいよ9巻に入りました。 1行目から122行目までを読みました。 アエネーアスが不在(アエネーアスは同盟を結びにエウアンド […] 続きを読む
西洋古典を読む(2022/4/20) 公開日:2022/06/27 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 春学期初回のこの日は、ひさびさの対面授業でした。 A君が春休みの間に読んだ本のことを話してくれました。とくに「ロシアの動乱時代」という、リューリク朝からロマノフ朝へ移る王位継承問題についてレクチャーしてくれま […] 続きを読む
西洋古典を読む(2022/2/9) 公開日:2022/06/11 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。 8巻の349-453行目を読みました。 monumentum(monimentum)という重要な単語が登場します。(複数形は […] 続きを読む
西洋古典を読む(2022/1/19~2/2) 公開日:2022/05/27 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。 8巻の140-348行目を読みました。 エウアンドルスが、今はまだ小さなローマの光景をつぶさに指し示しながら、「あれはカーク […] 続きを読む
西洋古典を読む(2022/1/12) 更新日:2022/02/19 公開日:2022/04/02 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。 8巻の66-139行目を読みました。 ティベル川の神のお告げ通り、アエネーアスはユーノーに犠牲をささげたのち、ティベル川を遡 […] 続きを読む
西洋古典を読む(2022/1/5)(その2) 更新日:2022/03/29 公開日:2022/03/28 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 (その1)の続きです。 さて、河神ティベリーヌスは、以下のような趣旨のことを、アエネーアスに告げます。 「これが夢でない証拠に、この近くに、大きな白い雌豚(sus)が三十頭の白い子豚と寝そべって […] 続きを読む
西洋古典を読む(2022/1/5)(その1) 更新日:2022/03/28 公開日:2022/03/27 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。 8巻に入りました。1-65行目を読みました。 7巻末で、イタリアの軍勢がトロイア人に向かって蜂起します。その難局に、アエネー […] 続きを読む
西洋古典を読む(2021/12/8、12/15)(その2) 更新日:2022/02/28 公開日:2022/02/27 西洋古典を読む(中学高校) 福西です。 (その1)の続きです。 叙事詩におけるカタログという手法は、下手をすると「これって誰?」となったり、マニアックな読者以外、眠気を催す恐れがあります。そうならないよう、詩人は逸話や装備品を語り、バラエティを駆使 […] 続きを読む